蘇東坡の詩
蘇東坡ものがたり
蘇軾・東坡:
北宋の文人で、詩は宋代第一と称された。官僚。
1036年(景祐三年)〜1101年(建中靖國元年)
眉州眉山の出身。字は子膽、号は東坡。蘇洵の子、蘇轍の兄。嘉祐2年(1057)の進士。
夙に将来を嘱望され、英宗期に判登聞鼓院、直史館とされたが、神宗期に新法に猛反対した。新法を進めたのは、王安石、反対派は司馬光であった。王安石派の改革に蘇東坡は地方に左遷された。いわゆる州の副知事を歴任した。
1079年には詩文中で時政を誹謗したとして黄州に配流された。元佑年間には翰林学士・侍読とされ、募役法の廃止に反対して知杭州に転出し、1092年に礼部尚書に復したが、紹聖以降は恵州ついで瓊州(海南島)に流され、常州で客死した。
文人としても著名で、父・弟とともに“三蘇”と称され、“大蘇”とも呼ばれた。線の太い詩は宋
代文学の最高峰とされ、『赤壁賦』は黄州配流時に創られた傑作。唐宋八大家の1人。
杭州時代の西湖の蘇堤や豚肉は上流階級は食べなかったものをメジャーな食とした東坡肉など後世に残している。
@浣溪沙
A和孔密州五絶 東欄梨花
B春夜
C題西林壁
D飮湖上初晴後雨
E澄邁驛通潮閣
F六月二十七日望湖樓醉書
G和陶飮酒
H念奴嬌
I江城子(密州出猟)
J水調歌頭
K水調歌頭
L江城子(乙卯正月二十日夜記夢)
M食猪肉